ちぐ、はぐ

果てしない戯言

絶賛薮くんにはまってる話

この前別サイトで書いていたブログを見たら、一年前の記事の書き出しが「春休みになぜ生産的な活動をしなければならないのか」でした。安心してください!一年後も大差ない生活をしてますよ。ということで、相変わらずHey!Say!JUMPという名の沼にはまっております。小さなことにいちいち感動しているので、後から読み返して到底気持ち悪い記事になることを承知で書きます。宣言しておきます。個人的に初々しい感想を残しておきたいという理由だけで、最近見たあれこれの感想を認めておきますね。

 

●DVD「smart」

妹の友達が貸してくれて良かったので通常盤を即買い。なんだろう。薮くん(リア恋枠って設定だからそう呼んじゃう)っていつもかわいい。圧倒的「school girl」のうさぎちゃんのところだよね!はい、かわいい。薮くんは茶髪の方が似合うひとだけど、わたしは黒髪至上主義だからdisk2のドーム編もだいすきだから!!!!は~~ドキドキしちゃうね。個人的にアンコールで首元があいたツアTにネックレスしてるのがやばい。なんか被害妄想含みながらいろんな想像掻き立ててくれるからやばい。でもなぜかアンコールのシーンになると急激に薮くん映らなくなって見られないのがちょっと難。一曲ずつ語るとおびただしい量になるからやめておこう。

 

 

●JUMParty

文明の利器動画サイトでみました!ありがたや~。未だに何の特典なのかよくわかっていないけれどそれはさておき。コンサートのDVDにドキュメンタリーが付かない代わりにこういう楽しい企画があるんですね!(感動)全編を通して実感したのが、やっぱり薮くんってめちゃくちゃ自担だということ。ゲーム系があまり強くない。スポーツ枠ではあるけれど、物凄く身体能力が優れている訳ではなさそうなところとか、ちょっとポンコツの匂いがしてますます好きだよね!恐らく定期的に見返したくなると思われるのが、第6弾アーチェリーの件よ。練習もしたはずなのにいざ自分の番となると装置のセットの仕方がわからなくて八乙女さん髙木さんに手取り足取り教えてもらってるところがもう。薮くんに関して得た情報で一番発狂する案件は、グループでは最年長なのに実際は弟のところだよね!!!ついにわたしにお兄ちゃんポジションを見守る時代が来たかと思ったらまあ末っ子だったよね!!!!どこまでも末っ子厨。アーチェリーの件は末っ子拗らせるやつでしょ。しかも弓と矢を言い間違えたり、矢が地面に刺さったり、自担としか思えない。それでへらへらしてるから10年くらい前の大倉くんみある。あとは、ボーリングの回で最初の方で挙手する場面で薮くんだけ手を下に下げてるところがめちゃんこかわいいと思ったのに、それを反対側の端で見てて爆笑している伊野尾さんもセットでかわいい。この時点でかなりボキャ貧になっているけれど、もう薮くんのことを「かわいい」としか形容できないどうしよう。

 

 

●ジャニーズ公式カレンダー

いや、そんなつもりじゃなかったんだ。流れてくる女性自身の未公開から素晴らしすぎて気づいたらポチってた。ポチるってこういうことだと思った。ついでに妹もジャニーズWESTのカレンダーが欲しいというのでまとめて注文。全くチョロい姉妹だ。2011年に関ジャニ∞のカレンダーを買ってからYJ系の発売が暗黙のデビュー10年ルールを前に絶たれて、もう二度とジャニーズ公式カレンダーを買うことなんてないと思ってたのに。本当に人生何があるかわからない。そしてまぁカレンダーがかわいい!!!!!!!(フォントサイズ36pt)壁掛けの方は永遠に6月でいいんですけど!!!!3月もかわいい!!!!どっかの八代目頭取と同じポーズしてるのにこの差は何ですか!?付録のポラロイドだけで2300円払えるくらいの価値がある。やふびかがかわいい。Wピースしてる薮くんソロもかわいい。自分で好きなように写真をセレクトできる制度楽しい!カスタムの仕方によっては彼との思い出の旅行を気取ることもできるよね!(リア恋枠だから軽率にそういうこと考えちゃう)コンスタントに変えていきたいけれど、何分ものぐさなので半年くらい選りすぐりの薮くんの可能性はある。部屋のよく通る本棚の上に置いたけど、何度通ってもかわいすぎて二度見しちゃうよね。「はっ、かわいい…」(溜息)(困惑)

 

 

と、まあこんな感じで毎日せっせと薮くんおよびJUMPを摂取しています。ここでもまた自担あるあるが発揮されているのだけれど、薮くんの生存確認がコンスタントにできない問題。大倉くんもシゲアキさんも落ちたときには仕事がない、暇、の代名詞だったなぁと懐かしくなりました。とはいえ、関ジャニ∞は週1でJ-webの更新があるし、NEWSは当時Kラジでまめにラジオが約束されていたけれど、今の薮さんはラジオのレギュラーがないのでとことん不定期でゲストにお呼ばれするのを待つばかりで、webにおいては9週に1回…。そしてなんと来週が更新なんです。ありがてぇ。やっとだ。グループとしては「いただきハイジャンプ」で供給はあるものの、ロケが回ってくるのは2.3ヶ月に1.2度くらいだし、「リトルトーキョーライフ」に至ってはテレ東放送圏外となっております。わお。でも聞いてください。それでも楽しいんです!!!!いたジャンは遅れ放送なんで今週夢中の薮バナナの回なんですありがとうございます。各ラジオ局のお偉いさんに見つかって、ラジオのお仕事が来るのを待ってます!!!とか何とか言ってたら野球大会に呼ばれたからね!ただ、わたくしは平日につき授業があるんで断念しますが、翌日の木曜めざましでたっぷり取り上げてくれるのを期待してます!は~~楽しい。薮くんに関する情報で一番最近得たことは、嫌いな食べ物はトマトということです!まだ克服してなければの話だけど!わたしもトマト食べられない!やったーーー!

DVD「JUMPing CARnival」感想

という訳でDVDの感想です。何が起こったかわからないそこのあなたは前回記事の長い言い訳を参照してみてください。

 

まず、まぁパッケージがかわいい!そしてディスクのプリントもかわいい!「Chau#」とか「キミアトラクション」のイメージを裏切りませんな!

そしていよいよ本編の感想に移ります。いかんせんド新規です。初心者です。シングルとアルバム「Jumping Car」の曲くらいしか知りません。ほぼほぼ独断と偏見です。石は投げてもいいですが爆竹は投げないでください。近所迷惑です。自転車のタイヤもパンクさせないでください。今夜バイトに行けませんというかそれ妹の自転車です。ではいざ。

 

とりあえず「踊ってる!!!!!」だよね。担降りあるあるだよね。(降りてはないけど)みんな若いねいいね!ちょっと世代が下になるだけでこんだけ踊るのかと。それに9人いてきちっとダンスが揃ってるからそれだけで壮観。凝ったセットは要りませんわ。

セトリの冒頭から3曲がシングルなのはとっても初心者にやさしいね。Hey!Say!JUMPのコンサートに来てしまった感が物凄くあるね。初めて観た時はここの辺りで「何やってんだろう自分…」と思ったけれどそんなの「JUMPing CAR」が始まれば忘れました。そんな杞憂は一切不要でこれからのセトリも楽しい予感しかしない曲。最初はメンバーが持っていたものが何かよくわからなかったけどみんなで並ぶと車になるのね!シンプルだけど9人だから成せる技!それから「Viva! 9's SOUL」通称ビバナイ!当然だけど音源より2000%楽しい~~~!ジャニーズのメンバー紹介の曲だいすき~~~!薮さんが名前呼ばれる時の顔、ずるくないですか!?え???あんなに流暢にウィンクする人初めて見たんですけど!!!すき!!!!!自分のかわいい顔わかってるあざとさよ。罪だわ。ステッキ大好き芸人としては「Puppy Boo」がよかった。伊野尾さんから始まる感じも甘さ増量。「ペットショップラブモーション」はそもそもJUMPさんがみんなペットみたいだからね!?似合いすぎな!?そして「スーツデイズ」よ。映像でびっくりぽんだったけど薮さんの小説家設定…。眩暈がした…。吾輩は薮であるを書いてるシーンで左利きフェチ拗らせるし、あれ、吾輩は……!(卒倒)しかも和服というか甚平似合いすぎ問題。は~~やっちまった。7のソロメドレーからの「ただ前へ」はモニターで流れる映像と見比べては、大きくなったねぇと感慨深くなるばかり。中島さんの撮ったお写真が素敵。「我 I Need You」はかねがね小耳に挟んではいたけれど、これが噂の!まぁ、マイクスタンドの曲が嫌いなジャニオタなんていないよね!マイクスタンドの時点でみんな大好きだよね!わたしも大好きだわ!で、MC短くないですか??いつもあんな感じなんですか??結構楽しみにしてたんですけど一瞬で終わった…。気を取り直して後半戦。「3月14日~時計」の時点でオシャレ感は漂っていたけれど、山田様と岡本さんのユニット曲となると山田様のロマンティックが止まらないねぇ!白ニットに萌え袖で美しいお顔ときたら、こんな凡人のボキャブラリーでは喩えられない壮大なレベルにいらっしゃる山田様。岡本さんとのハモりが心地よくてその時の横アリってどんな空間だったんだろう。「UNION」はやばい(ボキャ貧)あのお洒落な形状のマイクが大大大好物なんだけど、プラス終始かっこよい薮さんのコンビネーションが抜群。シャウトしてるのもたまらないです。作詞もしている薮さんの非凡さにうっとりしました。あと、マイクスタンドにくっ付いてるカメラが最高。仰ぎ見たいオタクの欲望を叶えてくれるそれ。DJ DAIKIもかっこいいじゃないですか。「ヨワムシ★シューター」は唯一のバンド形態ですね。若いうちはガンガン踊ればいいんです。バンドはこのくらいライトで。初めてくらいにちゃんとJUMPバンドをみたけれど、いいっすね!ライトすぎてこんなに楽器持ったまま移動してて楽しそう!ピアノ伊野尾さんがソーキュート!そういえば薮さんはギターだったのかと思い、ついにわたしに弦楽器に悶える機会が与えられて非常に光栄でした。このバンドでなんといっても中島さんがきらきらしてました。ドラムの技術プラスαのパフォーマンスというか、叩き方がかっこいい。めちゃくちゃスティック回してるし、中島さんじゃなくて裕翔くんって呼びたくなるくらい素敵でした。ちゃんと上からのアングルのカメラもあって、ドラム担としてやっぱそこは外せませんよねってなりました。続く数曲はザ・ダンスナンバー。お楽しみの「愛よ、僕を導いてゆけ」が裏切らない。センターステージから始まる感じ、知ってた。真っ白な衣装に赤いスカーフ、知ってた。CDの時点でかなり好きだったけど、やっぱり映像は尚良しですな。みどころは何と言っても大サビをもっていく伊野尾さんでしょうな!ジャニオタが大好きな曲なのに2番までやらないのもったいなーい!という感じで本編の感想を掻い摘んで述べさせていただきました。問題は特典ですよ。そうです、ええ。わたしは勢いで初回盤を購入したんですけど、正解でしたわ。

 

「ソロアングル」

 

まじでカルチャーショック。この世にこんな素晴らしい代物があったの。確かに9人もメンバーがいれば捉えきれなくて撮りこぼしてしまっている場面がたくさんあるとは思うけれど、にしても、最高 the 最高。もうオタクの双眼鏡じゃないですか。え????マルチアングルの業界の人間だったんで、メニュー画面でお好きなメンバー選ぶ所で優越感からくる笑いが止まらなかったですよね!!!!!しかもカモナって!!マイクをハンディからノットハンディ(名称を忘れた)に付け替える一部始終が収められててオタクの性癖まさぐれれてる。ノットハンディなそれを付けて髪の毛直すのがただただ好き…。伊野尾さんの髪の毛の直し方エロい…。あとはビバナイの薮さんアングルで、山田様のパートの影で裕翔くんとやりとりしてるのがもう。インフィニティレコーズの方々に見ていただきたいです!この編集!ニズムのマスピのマルチアングルの愚行は許されざる事態だったからね!!

 

だいぶ偏った視点でお送りしましたが、まとめ的な感じで初めてのHey!Say!JUMPのライブDVDを見終えてのメンバーのみなさまの印象をば。まず山田様。様を付けなければ失礼にあたるのではないかと思ってしまいます。一言でいえば「全知全能」ほぼ神。ギリ人類。超越しすぎていて何もかもが画になる。山田様がいると画面が常に世界の名作みたいになるんですよ。麗しかったです。知念さんはわたしの中でまだ少し未知というか、こう言うとあれですがザショタみたいな。キュートよりプリティの似合うお方ですね。裕翔くんは時々「ゆうとりん♡」って呼びたくなります。ピングレの辺りでこのひとって大天使なのではと気づいていたけれど、常に裕翔くんの頭上に妖精さんがいてキラキラパウダー振り掛けててYou can fly~♪って感じよ。俳優としてだけではなくて、個人的にはドラマーとしても今後が楽しみなひとです。岡本さんはいたジャンで印象が濃くなってきたひとなのだけれど、見た目の凛々しさからもザ好青年ですよね。絶対数回目のデートでも両親に紹介できちゃうもんね。「このひと、証券会社で働いてる、岡本さん」あるわ~。(ない)有岡さんはバラエティのイメージが強いし専らのいじられキャラではあるけど、なんか一瞬無になった瞬間とかを垣間見てしまったら呼吸も忘れてしまいそう。髙木さんは、めちゃくちゃ優しいヤンキーよ。あんなにニッカポッカが似合うジャニーズもそんなにいないけど、最近のいたジャンのオネエキャラ疑惑然り、絶対いい家庭で育ってきたんだなっていうのがとってもわかる。あと赤西ナイズドの名残があるのか、まだちょっと歌い方が赤西さんに似てて懐かしいからそのままでいいです。八乙女さんはプロフェッショナルって感じです。最年長ではないけれど、その最年長薮さんの永遠の相方として陰で支えてるひとなのかなと漠然と思いました。伊野尾さんというひとは存在自体が沼。ソロアングルをみても、3Dプリンターで全身スキャンしても全てにおいてどこか隙があって、隙がありすぎて寧ろ完璧みたいな。お顔がめちゃくちゃかわいいのに腹黒いところが人たらしを確信せざるを得ない。で、薮さんですよ。アイドルとしては伊野尾さんみたいな人に振り回されたいけれど、薮さんはわたしの中でリア恋枠なんです。ええ。リア恋枠の方がめんどくさいオタクになりそうな予感しかしないんですけどね。まず、どっからどう見ても薮さんは女兄弟がいる雰囲気を醸してるんですよ。事実そうらしいですし。そして彼はスポーツがお好きだと。これは、今までの自担(大倉さん、シゲアキさん)にはなかった展開。もうこれは薮さんってスクールカーストの頂点で、から始まるわたしの妄想が始まってしまいます。まぁ、中高女子校だったんでスクールカーストを体験した訳じゃないんですけどねぇ!とりあえずわたしのようなカースト下層の愚民は薮さんに気軽に話しかけられる身分じゃないよね。お近づきになろうものなら、親衛隊だかFCだかわからない宗教紛いの団体にお決まりの放課後体育館裏に呼び出されて、複数で囲まれますよね。だけどわたしは唯一の特権があって、出席番号が前後なんですよ。へっへ~。(本当に薮さんと自分の苗字は同級生なら前後になるやつです)些細なことだけど、ちょっと話せただけで嬉しかったり、一方的に想いを寄せているだけの方が幸せだったりするやつです。でも、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」かもしれないけれど。ほら、重たいオタクになってきた。これ以上は自粛しておきます。

 

最後に余談ですが、ここから自分のジャニーズに対する嗜好が明らかになってきました。まず、メンバーカラーが緑の人、だいたい好きです。そして背が高めでふわっとへらへらしているか、左利きのひとに弱いらしいですどうやら。それと、眠そうキャラですね。薮さんが眠そうキャラかどうかは把握しきれてませんが、ポポロ3月号を見る限りポテンシャルはありますね!今まで自分は末っ子厨を自称してきたけれど、薮さんは最年長ということでお兄ちゃんサイドのメンバーの見方にも火がついてしまったようです。ということで、すっかり沼にはまってしまいましたが、FCにも加入済みなのでいつでも現場行けます!それではみなさまも楽しいジャニオタライフを!ありがとうごさいました!

人生何が起こるかわからない話

この度、わたくしはHey!Say!JUMPの薮宏太さんも担当にすることになりました。などという仰々しい話ではございません。一言で言うならそうなのだけれど。自分ではびっくりするほど驚いています。Hey!Say!JUMPがデビューしたのも覚えてるし、少しだけYa-Ya-YahとかJ.J.Expressも記憶にあるけれどその頃からは1ミリも想像できなかったです。半年前だってまさかこんなことになるとは思っていない訳でして。いやぁ、人生何が起こるか本当にわからないね!

 
理由は単純です。楽しいからです!それ以上の理由なんてありますか!元々好きなものを増やすのが趣味みたいなところがあるので、これもその一環くらいのライトではあるけれどやや重たさのある気持ちです。そもそもNEWSと関ジャニ∞を掛け持ちしている時点で、よく周りの友人には「自分だったらどっちも同じくらい沸けない」などと言われるのですよ。そりゃわたしだってどうしようもない人間なので、その熱量やテンションに波はあります。常にとろ火で煮込んで時々更に火力を増して焦がすみたいな事にはなっていますが。でも最近のシゲ部を聴いてはっと思ったのが、もしかしてわたしってマルチタスクな人間なのか、と。自分で言うのも変な話だけれど、どうやら複数の物事を同時にせっせと進行できる技量が人並みプラスαくらいにあると思われます。ただ稼働しすぎるとキャパオーバーにはなるのでご注意という感じでしょうか。
 
気になるのはこの事の顛末までですよね。はいはい。ではお話しましょう。実は、と言う程でもないけれど、結構前から伊野尾さんのことだけマークしていました。歌番組に出る度に抜かれるか抜かれないかで一喜一憂していたり。それが来る2015年の伊野尾革命(とわたしは呼んでいる)で一気に露出が増えて、わたしの願い通り伊野尾さんの知名度が爆発に近い状況でアップしたのは皆さんもご存知の通り。24時間テレビのメインパーソナリティはある種のステータスで、あの夏わたしはこれからこのグループに待ち構えているだろう明るい未来を確信して涙しかけました。いいグループになったなぁと。直近に発売されたシングルはコンセプトがとてもしっかりしていて、アルバム「Jumping Car」を聴いたらポップさとキュートさとかっこよさのバランスが最高でこれを提げたツアーが楽しくない訳ないだろう!?と思いました。出来る事ならばにわかでも何でも行きたかったと。それに、大倉さんとシゲアキさんという自担は近年Hey!Say!JUMPを囲う癒着系のジャニーズだったので、単純接触効果が抜群でした。こういうバックグラウンドをもとに、第2段階「いただきハイジャンプを毎週録画する」に移ります。単純にこの番組が面白いというのもあったけれど、メンバー2.3人でロケに行きスタジオで全員でやりとりするCan!ジャニ方式で少しずつ刷り込みが毎週着実に進みました。メンバーの名前と顔とざっくりとした情報しか知らなかったのにどんどん魅せられていきました。「あれ、高木さんってこんなに天使だったの??」とか。こうしてHey!Say!JUMPがナチュラルにわたしの日常に入り込んできて、気付いたらDVD「Jumping Carnival」を予約していたんですよ。無意識。ちなみにこの時はほとんどまだ可愛い伊野尾さんのを見るためです。ではなぜわたしの意識が薮さんに注がれるようになったのか、です。強いて言えば「平成タイムジャンパー」と「orange」です。前者はまぁ、わかりますよ。いのやぶのゲームロケがピースフルだったんですよ。寝てる薮さんめっちゃかわいい!ってなったのと、ゲームしている八乙女さんをつんつんしてたあの3秒を目撃してしまったからもうわたしの中に薮さんというスイッチが設定されるようになってしまいました。そして、問題の後者。映画「orange」には勿論薮さんは出てません。なのに。流星竜さん演じる須和が薮さんにしか見えないという眼病を患ってしまったから、もういよいよです。*1わたしの二番煎じでジャニオタをしている中学生の妹もこの件に激しく同意して、妹も一緒に沼に引きづり込んだという次第です。そして最終段階「FCに加入する」「Jumping Carnivalを観る」に至った訳です。雷が落ちたような、とか、青天の霹靂のようにといった落ち方ではなくて、遠赤外線効果です。じわじわじっくり加熱して、見た目はそのまま中身はしっかり火が通ってますよ、ほくほくです、なんて。よくある話ですが、「好きになっては駄目だ」と思えば思う程気になっちゃって余計好きになってしまうパターンです。好きなものを増やすのが趣味な以上、ひとたび気付いてしまったその好きという気持ちを抑える必要なんてなくて、その気持ちに従順でありたいと思いました。素直に好きを注いでみたいと。Jumping Carnivalに参戦したい人生だったり、薮さんにドキドキしたい人生だったりしたら、その人生、今から始めてしまえばいいじゃない!!わたしの中のジャニーさんが「YOU、やっちゃいなよ!」って言ってたんです。(言ってないです)
 
そして落ちてからが早いです。もう人生が楽しい。ジャニオタ最高。新規万歳!この世のありとあらゆる事象の全てが新鮮で何もかも吸収し尽くしたい欲望と、輝きとときめきが止まらないこの感じ。どこにいても何をしてても顔がほころんじゃうんですよ。ただの不審者ですよ公共の空間では。音楽聴いてるだけで超絶ハッピーでスキップしたくなるし踊りたくなるし顔は歪んじゃうしドキドキしちゃうなんてたぶん、今だけです。それに拍車をかけるのが我が家のアーカイブたちです。どうしても現在から過去に遡りたくなりますが、そこでわたしの雑誌コレクション!今まで気に留めていなかったグループのページを読むのはきっと財宝が眠る山からお宝を発掘する作業に相当するでしょう。ただ2007年・2008年のMyojoを処分してしまったことが悔やまれるので、今後雑誌は蓄積するの一択でやっていこうと思います。
 
 
今は昔ほど「担当」という言葉を使わなくなった気がするし、そういう枠組みとか格式に縛られる必要などなくて、ただ便宜的にしかわたしも使っていないので担当とは言うつもりはないです。(その割には自担とつい言ってしまうけれど、それも便宜上なので悪しからず。)何となくこういう風潮もあるから、ライトに掛け持ちしやすくなった様にも思います。DDでもド新規でも何とでも呼んでくださいな!
 
 
あまり長々と書くと担降りブログみたいになるからやめようと思っていたのに、そこそこ長くなってしまいました。Hey!Say!JUMP及び薮さんに落ちたからといって何かが劇的に変わる訳ではないとおもってます。ただ守備範囲がひとまわり大きなオタクになった、それだけです。でも今も尚これは単に血迷ってるだけなんじゃないかと思いたい自分もどこかにいます。しかしDVD「Jumping Carnival」をみてしまったのでもう後には戻れません。そうです、次回予告『DVD「Jumping Carnival」感想』お楽しみに!!

*1:前々回記事参照。しかし今見てもちょっと薮さんには見えない。

ドラマ「傘をもたない蟻たちは」感想

1月9日にわたしは死ぬと思っていた。自担の原作小説が二作品も映像化し、そのうち一作には出演(片やカメオ出演)以上にドラマティックな日なんてもう二度と訪れない。こうして何とか辛うじて生きているので記録をばとパソコンに向かっている。

 

予想された最大級の死因は主題歌「ヒカリノシズク」だった。2015年末のFNS歌謡祭で初披露された時は硬直した。何度もくどい様だけども言う。シゲアキさんの書いた小説がドラマ化して、それにシゲアキさんが出演していて、尚且つ主題歌がNEWSの時点で察せられることだけれど、歌いだしのカットから歌い終わりのカット、大サビがシゲアキさん!こんなこと、5年前には想像できました!?できませんよね!?1年前だって想像し得なかった訳ですよ。自分が小説を書くことで“いつか”グループに還元できればいいの“いつか”が“今”なんですよ!めちゃくちゃカタルシス。何と言っても個人的には大サビのソロパートが感無量。NEWSには珍しいしっとり系のシングルで、音が少なくなる大サビでソロパートなんて心配と言うよりも過去の色々な記憶が走馬灯のように流れて気づいたら泣いてるみたいな不思議な感覚に陥る。わたしが言うのもあれだけれど、シゲアキさんは歌が上手いとは言い切れない。それは同じグループ内にテゴマスというジャニーズでも指折りの歌ウマジャニーズがいるから余計にそう見えてしまう節もあって何とも言えない所ではあるのだが。ちょっと前は盛んに「しゃがれ声」といじられていた時期もあり、その度に心の中で「でもわたしは好きだからね!!!!」と複雑な気持ちになることもしばしばあった。実際歌番組で自担だけ音源は日常的だっただけに、今回の生歌は家に家族が不在だったら一晩中梅酒のソーダ割りでも飲みながらいろんな感情に浸っていたい位だった。

そして本編の話。放送前から、「原作小説を因数分解して再構築した」と称していたことから期待値は高かった。そもそも複数の短編小説を単純にオムニバス形式にするのではなく、ひとつの物語として映像化する時点で面白いなとは思っていた。共演する桐山蓮さんとシゲアキさんの趣味が合うのではないかという点もさることながら、ツイッターのTLでちらほら見かけたのが「桐山蓮さん大倉くんに似てる説」だった。いやいやそんな馬鹿な~~そうだったら間接的にうちの自担同士が共演したみたいなことになるんじゃないっすか~~!と思いながら画像検索をかけると7.8枚に1枚くらいは23とか24歳くらいの大倉くん…!半分くらいは髪型だとは思うがまあ似てる。しかし実際ドラマを見ているとどうも大倉くんには見えない。なぜならばわたしはシゲアキさんしか見ていないから。いや、桐山さんも見ているけども、とりあえずそれどころじゃない。今回シゲアキさんの演じるケイスケは、桐山さん演じる小説家である主人公ジュンの幼馴染。編集者の意向に合うような小説が書けなくて自暴自棄になりかけるジュンを何度も励ます立場である。本来ならば小説家なのは紛れもなくケイスケの中の人のシゲアキさんの方なのだけれど、視聴者の8割9割は恐らくシゲアキさんが原作者だと知っていてその上で「また書けるよ」「諦めんなよ」と言わせるプロデューサー!!「ピンクとグレー」は原作者がカメオ出演しているのがメタ的であるのに対して、「傘蟻」は原作者がメインに次ぐくらいのポジション(メインでないこともミソだろう)で出演しているのがメタメタ(メタの二乗)。この件に関して言及しようと思うと語彙力の乏しさが露呈されるのが悔しいけれど、そのくらい自分の知っている言葉で表し尽くせない事柄なんだと思い知る。ケイスケの正体については2話が終わった辺りで何となく勘付いてはいたがやっぱりなぁという感じだった。時間帯がドラマにしては遅い枠で、微妙な時間から始まるため視聴者もさほど多くなく、予算なども限られている中で終わりよければ全てよし、と言いたい。CMも含めて1回の放送時間は25分程度。そのうち1割はCMに当てられるので実質は20分弱×4回のおよそ80分。通常のドラマは概ね1時間(実質45分)で、放送30分後の所でその回の山場が来るようになっているのに対して、傘蟻は25分程度の中にそれを作るとなると少し難しい。結果的には物語が盛り上がりかけたような所でその回が終わってしまう雰囲気がわたしの中ではあったのだが、「若者の苦しみ」(こんな単純化したらシゲアキ先生に怒られる)を題材にした湿度が高めのドラマということを考えるとこれはこれで…と思える部分もある。ともあれ、毎回「ヒカリノシズク」とWサイドシングルであり且つCMタイアップになっているnissenのCMが流れる辺りで、シゲアキさんの多才さを目の当たりにするしかない。JEのCMも流してくれるし、この枠は半ばジャニーズ枠なのではないかとさえ思った。

個人的に傘蟻の物凄く好きだったところが、タイトルの出し方だった。必ず番組冒頭に画面の中央に出るよくある手法じゃなくて、ぼーっとしてたら見逃してしまうくらいさりげなく画面の下の方にそっと浮き出てくるのがめちゃくちゃおしゃれだと思った。その静かさがドラマの雰囲気ととてもマッチしていて、最終回なんて一番最後にやや主張気味に出てきて圧巻だった。

 

これに付随してシングルPVの感想も綴ろうかと思ったけれど、それ以上に書かなければならないと思しき事柄があるのでPVの件はまた別の機会にでも。

好きなタイプは少女漫画で主人公の女の子に想いを寄せつつも最終的には背中を押して本命の相手へと導くいい友達で終わってしまうような男の子です!

と、合コン(なんて行ったことないけど)で好きなタイプを聞かれたら答えようと思う。

映画「orange」を観てきた。先週は「ピンクとグレー」だったし色モノが続きますな。シゲアキさんが男ひとりでは観に行きづらいと言ってたあれ。

前回、原作本と映画は媒体が違うんだから当然手法や表現が違って当然だと豪語したものの、今回は原作の漫画をなぞるように優しく映像化するタイプの映画だと思われる。ストーリーとしては、10年後の自分から手紙が届き、その内容が「後悔を消したい」というもの。後悔を消すための主人公の女の子の行動で少しずつ手紙の内容と未来は変わっていくのだが、みたいな。ちょっとファンタジーチックなお話。終始病んでいるイケメン山﨑賢人を堪能でき、「けんたお」というものを見せつけられてくすぐったい気持ちにもなる。だがしかし。わたしは須和が好きだった。原作より1.5倍はかっこよかった。須和と結婚したい人生だった。

須和弘人(竜星涼)は主人公高宮菜穂(土屋太鳳)と良き友達でありながら、10年後の未来では菜穂と結婚している。成瀬翔(山﨑賢人)はと言うと転校生で途中から菜穂たちの輪に入る。まあ、以後の展開は皆さんの察する通り。もちろんこれ以外にも菜穂の友人はいる。これは少女漫画によくある図式だが時制が現在のみではない所がミソであろう。ネタバレをしつつわたしが感情移入しまくった所を紹介していくと、前述の翔はとっても病んでいる。精神的に弱い母が自殺してしまったのは自分のせいだと物凄く思いつめている。そして自らも母と同じ運命を辿ろうとさえしている。10年後の未来には翔はいなくて、即ち翔は亡くなってしまっているのだが、交通事故だと思っていたのに自殺だったという。翔に死の選択をさせないことが、後悔を消す事の目的であり、この話の核心にもなっている。前置きが長くなったが、翔と菜穂は互いに気になっていて、前半ではそのぎこちなさや初々しさが描かれている。わたしもスクリーンに向かって顔面が歪んでしまっていた。未来から手紙が届いたのは菜穂だけではなく、須和も同じだった。未来の須和は、翔と菜穂の事を快く思えなくもそれを悔やんでもいる。手紙には菜穂や須和の未来に関することは書かれていなさそうだったから、ふたりが自分たちの将来を知る由もないのだけれど、須和の気持ちを考えると切なくなって泣いた。


思い返せばいつもわたしは、少女漫画の一番手の男の子の方が好きだった。萌えカレ(意外と知らない人が多くてびっくりしたどハマり世代)は宝くん派だったし、最近で言うとアオハライドは菊池くんだし、ひるなかの流星は馬村くん一筋だった。もう、出てきた瞬間から主人公と結ばれないのはわかっている(上記のうち例外はひとりいる)けれど、その好きは止められない。そして、この話を友達としても意気投合できないのに、ジャニオタの友達にこの話を持ちかけると同志がいる。そうすると、こんな仮説を立てることができる。

「ジャニオタは少女漫画の二番手の男の子が好き」


誰しもがこの仮説に当てはまる訳ではないが、そもそもジャニーズを応援するという行為は少女漫画の二番手を応援することに近いものがあると思う。ジャニーズのグループという枠組みの中で、エースは主人公と結ばれる一番手のポジションであろう。だから勿論主人公と結ばれる、エースタイプが好きなひともいる。だが、基本的にグループにエースは1人なので他のメンバーは一番手にはならない。それ以外は順不同の二番手だとすると、ジャニオタの多くはこちらにカテゴライズされることになる。エース(一番手)とは良き友であり、時にはライバルであり、更に時には引き立てる(決して悪い意味ではない)こともある。とすれば、この仮説は成立する。そうすると自ずと、以前コンサートのMCで「3番目のシゲ」を称していたシゲアキさんがわかってくる。この当時はまだ6人で活動しており、絶対エース人類のキセキこと山下さんを前に下手下手に出るシゲアキさんをわたしは「でもわたしの中では1番だからね!!!!!!」と思っていたのをよく覚えている。

今まで自担のポジションを表す例えの概念なんて無いと思っていたからこんな所で繋がるとは思わなかった。わたしはこれからも二番手をこよなく愛していく。

「ピンクとグレー」感想

こんなに映画公開に待ち焦がれていたのは久しぶりだったかもしれない。自担の小説が映像化されるのはシゲアキ担の特権だけれど、2作が同じ日に世に放たれるなんてこんな日はもう2度と訪れないので、この神聖な気持ちをそのまま綴ります。あと、早く書かないと色々な方の感想を読んだら自分の感想でなくなってしまいそうで怖くて。そして何と言っても数時間後には「傘をもたない蟻たちは」が有無を言わさず放送されるのでその前に何とかしようとこうして全力でキーボードを叩いているのです。

 

ということで、以下は映画の核心とも言える内容を含みます。でないとこの感想を認めるのは不可能なので。あと勿論ながらこれは一個人の勝手な解釈や深読みがありますので予めご了承を。

 

 

 

まず、映画を観る前から思っていたのは宣伝文句ともなっている「開始62分後の衝撃」なるものについて。映画化が決定して最初のキャスト発表とその後のキャストで主演の中島裕翔と菅田将暉のふたりの配役が逆になっていた辺りから、怪しいな…とは思っていた。原作の小説でも特に物語の後半は小説の中で映画が描かれていたから、前半のピンクの部分は映画オチなのは充分予想できた。鑑賞前のわたしの推測では、ごっちがりばちゃんでりばちゃんがごっちだったんだ(意味不明)と。でもこれでは後半1時間がもたないなぁ安直だなぁとは薄々思っていた。そう、盲点だった柳楽優弥!!ゴン太!!!「お前…」(c.v.中島裕翔)この柳楽優弥についてはまた後々語るとする。

 

率直な感想は、「とんでもないものを観てしまった」「こんな映画観たことない」「本気のやつだ皆本気だ」「攻めてる」だった。わたしはただのジャニオタだし映画は好きだけどそこまで詳しくないし有名な作品も観てないけど僭越ながらそう思った。

始まってからの数分は、純粋にシゲアキさんの小説が映像化されたことに感動して意味もわからず泣いていた。いちいち色々なことに感動していた。ただただ「すだゆと」が尊かった。拝みたかった。ピンクの部分は行定監督らしい画面で送られる瑞々しい正しく青春であった。

そして問題の後半である。映画オチは予想の範疇だったけれど、菅田将暉夏帆がりばちゃんやサリーだったのはあくまで映画の中でとは思わず「中の人だったのかーーー!」と思ったのはシゲアキ担の性。この成瀬と三神がめちゃんこ悪い!!そして夏帆にこんなことさせる監督はもっと悪い!!!何と言ってもみんな狂ってるーーーー!狂ってるお話は結構好きです。さて。後半で視覚的にもグレーになった所で、モノクロってカラーと比べて情報が少ないから自分で補うしかないのだけれど、でも画面自体に物足りなさは全く感じなくて寧ろそれで事足りていた。*1モノクロなのになぜか新鮮にも映ったのは自分たちがそういう世代なんだなぁと思ってしまった。もうグレーの世界ともなると泣いていられなくて、そういった類の感情は一切忘れてお得意の物語の展開を推測しながら見入ってしまった。そもそも映画オチで自殺のシーンでカットがかかってからも物語が進行するということは、ごっちになろうとしていたりばちゃんは死なない訳なのですよ!そこで、いつこの人は死期を悟るんだろうとはらはらしながらも、河鳥大が生きて映画が撮り終った世界を生きているということはその背後かどこかでごっちがちらつくんだろうな、と思ったら案の定柳楽優弥!!!待てよなんかこのイメージどこかで観たことあるなと思ったら、あの閃光スクランブルのジャック!!!!!ピンクとグレーを観ているはずなのに閃光スクランブルが入ってきて錯乱寸前。結果として河鳥大が生き続けるのは「死ぬより生きている方がよっぽど辛いんだよ」というジャックが絶対あるじゃん行定さんよ!と感情移入しすぎてしまった。そんなのはわたしの都合のいい解釈で、監督はパンフレットで白木蓮吾の死は生きていることと同じところにあると言っていた。監督が閃光スクランブルを踏まえてこの結末をもってきているのかどうかはわからないが、いずれにしても監督の導いたひとつの着地点と、別の作品でシゲアキさんが用意したものがここで重なることが嬉しかった。最終的にはデュポンを投げてごっちとは決別してその先へ(映画でこの描写が無かったのが意外だった)行く(GO:看板広告のRENGOのGOだけ赤字で強調されていた)のだなぁとほっとした。

鑑賞後、パンフレットなどを読んで改めて思うのがこの映画のテーマのひとつは「曖昧さ」なのではないかということ。原作からは、ピンクもグレーも単色では成しえない混ざり合った色だということからごっちとりばちゃんの友情を体現する要素であったとも解釈できる。それが映画になると、混ざり合った色という曖昧さから「他人も自分も全てを分かることなんてできない」というメッセージが浮かび上がってくる。それを象徴するのがラストシーンの柳楽優弥演じるごっちの「わからなくていいんだ」に集約されている。パンフレットを読んでいて何て自分は浅はかだったのだろうと思わされたのが、遺書の枚数が「6」だったことで、今日その事実に気付いて行定さん鋭すぎ…。それはさておき、初見の感想はこんなところでそろそろ締めに入ろうと思う次第。ここまで全く触れていなかったけれど、この映画に出ている役者さんの演技が全部凄かった。凄かったとしか言えないのだけれど、映画は物語の構成が重要なだけでなくそれを演じる役者さんがあるからこそその物語が入ってくるのであって、だから最初にわたしが「本気だ」と思ったのは構成もさることながら演技で感じた。クレジットで中島裕翔にHey!Say!JUMPの名前がないのもそう。宣伝に際して監督が「アイドル映画とは言わせない」と仰っていたけれど本当だ。

 

1年前のわたしは映画化と聞くと原作との違いを嫌う傾向にある人間だった。それは殊に漫画という二次元的な像がある作品だったからかもしれないが、それでも映画と原作の相違にいちいち違和感を抱いていた。この1年で映画化というものを、「ピンクとグレー」という非常に想い入れの強い作品を通して体感して、わたしは間違っていたのだと気付かされた。何と言っても行定監督が、映画と原作が同じだったらそれは小説を読めばいいじゃんって話で、映画にするなら小説を凌駕しなければならない(というニュアンス)とインタビューやシゲアキ先生の口から聞いて、そもそも媒体が違うものだから表現方法が異なるに決まってるのに何て短絡的だったんだメディアゼミ追放されちゃうと思った。いつもいつもわたしの考えを変えてくれるのは「ピンクとグレー」だった。

 

そして最後に。カメオ出演していたシゲアキ先生。映画化が決まった時から、どこかのシーンでふらっと出ないかな~と淡い期待を抱いていたら、試写の時点でどうやらそうらしいと。そしてついにその時が来た。はっ!逆サイド!!!!映画館に来てまで逆サイドとはどこまで自担運がないの。何の気なしに下手の最前列に座ったらシゲアキ先生上手側じゃないの…。当初からもう一度観る予定だったので、今度は上手に座りますね!!!

 

 

 

 

最後と言ったけれど、重たいオタクで構わない。言わせておくれ。映画公開本当におめでとう。自分のため、グループのためと始めたことがいろいろな人を巻き込んでここまで大きくなって、わたしたちに想像もし得なかった景色を見せてくれてありがとう。好きになった当初はこんなことになるなんて思っていなかったし、そもそもこんなに長く好きでいるなんて思わなかった。わたしの中で後悔していることも沢山あるし、悲しくて悔しくて泣いたことも沢山あるけれど、それ以上に喜びの方が多くて、本当に何が起こるかわからないからオタクはやめられないな!!!(これが言いたかった)

*1:監督はモノクロにすることで生々しさを出したり、表情しか見えなくなると仰っていました。なるほど。(参照:ダ・ヴィンチ2月号)

2015年を振り返る

いつの間にか2015年も終わろうとしていて、気が付くと12月30日になっていました。振り返ってみるとそれなりに色々なことがあったので、簡潔に振り返ってみることにします。尚、個人的な記録なので全くもって有益な情報はございません。

 

1月

新春SPドラマ「大使閣下の料理人

シングル「KAGUYA」

 

忘れもしない。早めの成人式の後、インフルエンザになり関ジャニズム大阪を前日に白紙にしたことを!!!来年以降成人式を迎える皆さまに是非とも気を付けていただきたいのが、成人式はウイルスが蔓延しているということです!!!!特に女の子は一生に一度の晴れ着だから多少無理してでも着るから本当に危ないんです!同じ過ちは二度と繰り返してはいけない。そして、「ピンクとグレー」映画化決定。嬉しかったなぁ。コンビニで買ったスポーツ紙を何度も見て嘘じゃないって確認して泣いたなぁ。

 

2月

アルバム「White」/映画「味園ユニバース」

 

3月

 ツアー「White」名古屋。「テゴマスのあい」以来約5年振りのガイシでした。NEWSの作り出すコンサートが大好きで、どうしても初日に入りたいということでお得意のひとり参戦。入場前に会ったお友達に、「いや~今回はセトリにSNOW EXPRESS入っちゃったりして~~」なんて言っていたから預言者ヨハネとなってしまいました。それ以上にWinter Moonに絶叫して、ひとりだということを完全に忘れておりました。関ジャニズムの後悔があるので今回は1公演でも全力で挑んだところ、次の日以降喉を痛めました。それと、「味園ユニバース」を観に行きました。渋谷さんの存在感という演技が印象に残ってます。それから。3月で未来シアターが終わってしまうことに対して、4月からの自担のTVレギュラーが無くなるのに小山さんだけどうしてレギュラー番組が増えるんだと勝手な嫉妬を抱いた時期でもありました。その数日後にビビットの出演が決まるのでそんな考えは杞憂であったのに夜中にめそめそして何て器の小さいオタクだったのだろうか。

 

4月

「白熱ライブビビット」/「高橋優と大倉忠義オールナイトニッポン」/「ドS刑事」(~6月まで)放送開始

DVD/Blu-ray関ジャニズム」発売

 

さすが4月。いろいろなことが始まる。自担のTV生放送のある世界最高かよ~~~!ANNは本当にありがたいお話で、それまで昼間の生温いラジオだったのが高橋優おじさん(敬意を込めている)がほどほどに大倉くんを甘やかしてくれて大倉くんが面白くなるので、ラジオでの非ジャニタレとの絡み最高かよ~~~!「ドS刑事」はお代官様がかわいいというそれ以上でも以下でもないです。「関ジャニズム」が映像化されたことによってわたしの後悔は一応成仏しました。

 

5月

「関ジャム完全燃焼」「関ジャニ∞クロニクル」放送開始

映画「クローバー」/「テゴマスの青春」発売

 

関ジャニ∞にとってこのレギュラー2本は大きかったなぁと思います。普通にレギュラー番組として面白いです。4月後半からの怒涛のリリースラッシュは死にそうになりました。

 

6月

「傘をもたない蟻たちは」/「強く強く強く」/「チュムチュム」発売

 

傘蟻は以前から雑誌に掲載していた短編がほとんどで新たなかきおろしが1作品と、真新しさはこれまでの作品に比べてやや薄いものの、それが一冊の本として構成されたときにまた少し違った意味合いが生じるなと感じました。それから、「White」東京ドーム。アリーナからセトリや構成は大きく変えてこないものの、初日からの改善点はいくつかあって、本当にいいツアーだったと思いました。「White」が終わって欲しくなくてドームを出てから号泣したのもいい思い出。何よりもセトリや演出が大好きでした。映像化される日を心待ちにしています。「チュムチュム」は楽曲のインパクトが凄まじいのに、シゲアキさんがこの上なく美人だという名曲。PVでも歌番組でもドキドキしました。

 

7月

特にリリース系はなかったけれど、日テレの音楽番組などの特番が多かった模様。

 

8月

「前向きスクリーム!」発売

 

9月

「リサイタル」の静岡公演に行きました。オーラスだし、オタク史上一番関ジャニ∞に近い座席だし、自名義だし、この上ない幸福でした。リサイタル自体は発表当初評判があまりよろしくなかったのですが、いざ始まってみるとわたしの感覚では良いように感じました。専らわたしはとーんちゃんのファンタスティポ目当てでしたが、サプライズのキャンジャニちゃんも、初めての距離感も、掻き集める銀テープも、楽しくて大満足でした。

 

10月

この月も特にリリース系はなかった模様。

 

11月

「元気が出るCD!!」/「四銃士」/「閃光スクランブル」文庫本 発売

 

「元気が出るCD!!」ってちょっとダサくないですか?、と元気の出し方に不安を抱いていたのですが、楽曲自体は様々な方に提供していただいたこともあり、個人的にはニズムよりも好きなアルバムとなりました。「四銃士」は「チュムチュム」からのふり幅に驚いたものの、NEWSの提供するものは安心して楽しむことができます。リリイベの時のシゲアキさんの少し伸びた前髪がハットとの相乗効果で素晴らしいです。「閃光スクランブル」文庫本、まだ一度読んだだけですが確かに半年前に読んだ時よりも、すらすら読める印象でした。また時間があったら単行本と比較して読みたいです。

 

12月

「元気が出るLIVE」で5年振りに東京ドームに行きました。偶然にも5年前と同じ日、ほとんど同じ座席でした。まさか5年後に自担が東京ドームで女装してランドセルを背負ってるなんて思いもしなかったけれど。セトリ自体は個人的にあまり納得できないものだなと正直思っています。黒髪至上主義のわたしなので金髪については何とも思っていなくて、今の髪型もスタイリッシュだけれど前髪が長すぎることによって闇がいつもより増加してしまうので、へらへらにこにこしている大倉くんが見たいのです。関ジャニ∞は大好きなのに、その運営のやり方がわたしの思い描くそれと少し違うのでもどかしい気持ちを抱いてしまっているのが現状です。だからと言って降りるつもりはまだなくて、もっともっと向上していくだろう関ジャニ∞を見守りたいです。

 

 

といった具合に、2015年は総括すると本当にいい年だったと思います。コンサートにも行けて、自担のレギュラー番組も増えて、充実していました。一番大きかったのは、「ピンクとグレー」映画化決定でした。この瞬間からわたしを取り巻く世界が、世界の見え方が変わったように思います。単純に、ジャニオタって何が起こるかわからなくて面白いからやめられないな!!!と思いました。小説を読むということはその作者の脳内の妄想を読むことができる訳で、自担の妄想を印税というお布施を払えば買収できるなんてシゲアキ担の特権なのです。「ピンクとグレー」だけでなく、「傘をもたない蟻たちは」もドラマ化が決まり、それにはシゲアキさんが出演されて、主題歌はNEWSで、初めて小説を出版した当初に自分が小説を書くことによってグループに還元できたらいいという言葉を見事に体現していて、感涙です。映画はまだ公開されていないし、ドラマもまだ放送されていないけれど、現時点でこんなに感慨深くなっていて、いざわたしがそれを摂取してしまったらどうなるのだろうと、2016年1月9日が来るのが怖くて仕方ないです。ともあれ、映画化もドラマ化も関わっていただいた全ての方々に感謝です。

あとは、個人的に今年はコンサート運に恵まれていて、天井席が指定席のわたし名義が久しぶりに天井席にならなかったのです。どちらのグループもアリーナの近い座席に入れて、大好きなお友達と3連ができたこともあって、コンサートに全く悔いを残していません!

最後に、今年は伊野尾さんが世間に見つかってしまった一年でした。わたし自身は予てから伊野尾さんが売れて欲しいとこっそり祈っていましたが、それが叶って純粋に嬉しいです。自担ともそこそこ関わりのある方で、大倉くんは「赤ちゃんみたいでかわいい」と言っているし、シゲアキさんは「かわいいから弟にしたい」と言っております。これからもこっそ~~り応援させていただきます。

 

こんなわたしでありますが、来年も精力的に活動して参りますので宜しくお願いいたします。